1.箱根駅伝とは |
東京ー箱根間を5区間に分けて往復する駅伝で、関東学生陸上競技連盟に加盟する大学が出場する
なお、この駅伝は、大正9年に始まった日本で一番歴史が古い大会(正式名称は東京箱根間往復大
学駅伝競走という) →→→→→箱根駅伝誕生のいきさつ |
2.いつ行われるか |
毎年1月2日(往路)・3日(復路)の午前8時にスタートする(第31回大会から) |
3.出場する大学は |
関東学生陸上競技連盟に加盟する大学で、前回大会でシード権を得た10校及び今年の予選会で出
場権を得た10校に予選会で出場権を得られなかった学校の中から選抜された選手で構成された関
東学生連合を加えた21チーム →→→→→関東学生連合
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4.出場する選手は |
出場選手は、前年の12月10日に1チーム16人をエントリーし、12月29日に各区間の10
人と補欠6人をエントリーする(12月10日は前後する場合がある)
→→→→→エントリー数の変遷
(メンバー変更は最大6人が可能。ただし、1日の最大は4人)
なお、競技当日の開始1時間10分前までに補欠の中から4人までの変更が可能である
ただし、本大会の出場申込みが4回を越えないこと(予選会を含む)
年齢に制限はない(過去には27歳以下であるという制限があった時がある)
また、留学生はエントリー2名以内、出走者1名以内(第82回から)
→→→→→留学生の出場数
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5.コースは |
総距離 | (217.1km) | |
往路 | (107.5km) | |
1区 | (21.3km) | 東京大手町・読売新聞社前 | → | 横浜・鶴見区市場大和町歩道橋 |
2区 | (23.1km) | 横浜・鶴見区市場大和町歩道橋 | → | 横浜戸塚・古谷商事前 |
3区 | (21.4km) | 横浜戸塚・古谷商事前 | → | 平塚・唐ヶ原交差点前 |
4区 | (20.9km) | 平塚・唐ヶ原交差点前 | → | 小田原風祭・鈴廣前 |
5区 | (20.8km) | 小田原風祭・鈴廣前 | → | 箱根町・芦ノ湖駐車場入口 |
復路 | (109.6km) | |
6区 | (20.8km) | 箱根町・芦ノ湖駐車場入口 | → | 小田原風祭・鈴廣前 |
7区 | (21.3km) | 小田原風祭・鈴廣前 | → | 平塚・高村不動産前 |
8区 | (21.4km) | 平塚・高村不動産前 | → | 横浜戸塚・トヨタカローラ神奈川 戸塚店前 |
9区 | (23.1km) | 横浜戸塚・トヨタカローラ神奈川 戸塚店前 | → | 横浜・鶴見区市場大和町歩道橋 |
10区 | (23.0km) | 横浜・鶴見区市場大和町歩道橋 | → | 東京大手町・読売新聞社前 |
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6.主催は |
主催は関東学生陸上競技連盟で、共催が読売新聞社、後援が報知新聞社と日本テレビ放送網 |
7.入賞は |
10位までが入賞で次回大会のシード権が与えられる |
8.金栗四三杯とは |
その大会でもっとも活躍した選手に贈られる個人賞で、箱根駅伝創設者の一人であり、日本マラソン
界の父といわれる金栗四三氏の功績を讃え、第80回大会に創設された |
9.MVPとは |
その大会で優勝したチームでもっとも活躍した選手に贈られる個人賞で第101回大会に創設された |
10.給水は |
第72回大会で途中棄権が2校も出たことから、選手の脱水症状を防ぐため、第73回大会からコー
ス途中(10km付近)で給水が認められることになった。
その後、第87回大会からは任意に2回、第88回大会からは1区と6区は10km付近の給水はな
し、第91回大会からは1・5・6区以外が10・15kmの2回(9区は14.4km)、5区は
9.5・18・22kmの3回、1区と6区は給水なし、さらに監督からの給水は禁止となった。 |
11.伴走車は |
各チームには運営管理車が1台付き、監督またはコーチが乗車している |
12.繰上げスタートは |
各中継所で先頭から一定の時間遅れたチームは繰上げスタートとなる。
往路の鶴見・戸塚中継所は10分、平塚・小田原中継所は15分、復路は6区のスタートは1位か
ら10分以内は時間差で、その他は10分後に同時スタートし、各中継所では先頭から20分遅れ
たチームが繰上げスタートとなる。なお、繰上がった時間は総合時間に加算され最終順位が決まる。
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13.途中棄権・走り直し・失格・無効は |
選手が走行不能となった場合、運営管理車に乗車している競技運営委員、走路管理員、監督または
コーチの合意により競技を中止し、途中棄権となる。この場合、前の区間までは公式記録となるが、
次の区間からはオープン参加となり区間成績は認められない。(ただし、第72回は正式記録とした)
なお、第30回以前では走行不能となった場合、補欠の選手が該当の中継所まで戻り走り直したこと がある。
また、失格や記録が無効になったこともある。
→→→→→過去の途中棄権・走り直し・失格・無効
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14.予選会は |
毎年10月第三土曜日に前の大会でシード権を得られなかった関東学生陸上競技連盟に加盟する大学
が出場して行われる。
(第96回は元号が変わる国家行事で、第98回は新型コロナ蔓延でそれぞれ1週間遅れた)
出場選手は、関東学生陸上競技連盟が定める10000mの設定記録を突破していることが必要であ
り、各大学のエントリーは14人以内で、最大12人が出場できる。
(設定記録 10000m=34分以内)
距離はハーフマラソンの距離で、本大会には予選会の結果で上位10人の合計タイムが少ない方
から上位10校が出場する。
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15.テレビ中継の始まりは |
東京12チャンネル(現在のテレビ東京)が第55回大会に大手町のゴールを放映したのが最初で、
その後、第57回大会で復路中心に54分に、第60回では2時間に拡大した。
第63回大会からは日本テレビに変わり、2日間で延べ8時間の中継放送を始め、64回大会は延
べ11時間5分のほぼ完全中継となり、さらに、65回大会から延べ12時間40分の全区間・完
全中継となっている。 なお、ラジオはNHKが第29回大会に初めて中継放送を行った。 |
16.箱根駅伝の規約など |
(1)開催要項 (関東学生陸上競技連盟HPの大会情報 2024年度)
(2)競技実施要項 (関東学生陸上競技連盟HPの大会情報 2024年度)
(3)内規 (2006年度改正版)
(4)競技注意事項 (関東学生陸上競技連盟HPの大会情報 2024年度)
(5)給水要領 (関東学生陸上競技連盟HPの大会情報 2024年度)
(6)予選会要項 (関東学生陸上競技連盟HPの大会情報 2024年度)
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17.宿題 |